脱る
とる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #1762 · 青空 369 例
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文例 · 用例
古き家の中に坐りて脱るべき術もあらじかし。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
」と、云いながら、僕は外套を脱ると、ソファに埋れて青い小切手帳を示した。
— 吉行エイスケ 『東京ロマンティック恋愛記』 青空文庫
ミサコは、小さなワニ皮の旅行鞄に少時の憂愁をかくして、皮手袋を脱ると見送りの人々と握手をかわした。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
人の力を以て過去の事実を消すことの出来ない限り、人は到底運命の力より脱るゝことは出来ないでしょう。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
然るに悉皆成就の暁、用人頭の爲右衞門普請諸入用諸雑費一切しめくゝり、手脱る事なく決算したるに尚大金の剰れるあり。
— 幸田露伴 『五重塔』 青空文庫
しかるに悉皆成就の暁、用人頭の為右衛門普請諸入用諸雑費一切しめくくり、手脱ることなく決算したるになお大金の剰れるあり。
— 幸田露伴 『五重塔』 青空文庫
宮は猶脱るるほどに、帯は忽ち颯と釈けて脚に絡ふを、右に左に※払ひつつ、跌きては進み、行きては踉き、彼もはや力は竭きたりと見えながら、如何に為ん、其処に伏して復起きざる時、躬も終に及ばずして此処に絶入せんと思へば、貫一は今に当りて纔に声を揚ぐるの術を余すのみ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
もしそれを脱るると、また他の蛙の方へ飛び行きて啖わる。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
汚れてしまった白いシャツから、しつこい油染みを綺麗に脱る(とる)ことができた。
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「このリストから不要な名前を脱っておいてくれ」と頼まれた。
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顔にあった小さなイボを、皮膚科の手術で簡単に脱ってもらった。
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