浮浪
ふろう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #25526 · 青空 563 例
標準
vagrancy
文例 · 用例
出るとすぐ跟け廻され、浮浪罪で留置された。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
犀星の評によれば、僕もまた彼と同じく、馬込村に於ける劍客の一人であるさうだが、僕がもし武士としても、月代をのばした浪人組の部類であつて、彼の藩士の眼から見れば、一個の浮浪人にすぎないだらう。
— 萩原朔太郎 『室生犀星に就いて』 青空文庫
それで始終私は街から街を浮浪し續けてゐた。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
何等奪われるものを持たない乞食や、浮浪漢は強かった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
すゞも、俊も、お母も、自分達の家が、中山服の蟻と、乞食、浮浪漢の群れの中に、ポツンと一つだけ、存在しているのを知っていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
通りで、浮浪漢が、銃声の方向へ物ずきに馳せて行く。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
それで始終私は街から街を浮浪し続けていた。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
「上野の浮浪者を見に行きませんか?
— 太宰治 『美男子と煙草』 青空文庫
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浮浪(ふろう)とは、古代律令制において、民衆などが戸籍・計帳に登録されている本貫から離脱した状態にあること。浮宕(ふとう)・流宕(るとう)とも呼ばれ、逃亡と併せて浮逃(ふとう)とも称された。また、浮浪状態にある者は浮浪人(ふろうにん)と称され、略して浪人とも称された。また、これに対して本貫に在住する者を土人と呼んだ。
出典: 浮浪 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0