父老
ふろう
名詞
標準
(village) elder
文例 · 用例
父老いたるがために管仲は生命を全うしたのだ。
— 新渡戸稲造 『イエスキリストの友誼』 青空文庫
而して此の一行に加はらざりし父老等は之を伝聞して、一人の起ちて此の暴戻なる警官に反抗防衛する者あらざりし事の、意気地なきを憤慨せり。
— 木下尚江 『鉱毒飛沫』 青空文庫
郡宰としての先生の治績には、父老会飲、賞罰の厳明の如き徳育風教の振興は勿論、社会法の徹底、均田法の施行、 雲南四郡看山遍 芸北三川度水頻 知道君恩無極已 衰来還賜自由身。
— 中村憲吉 『頼杏坪先生』 青空文庫
ただ天保の倹約令に至りては、太平の社会を震動せしめ、半世紀後の今日において、白頭の父老これを語りて唇角の微顫あるを覚えしめたるは何ぞ。
— 徳富蘇峰 『吉田松陰』 青空文庫
『パトロクロスよ、ヘク,トルを父老王に渡せるを、*冥府にありて聞かんとき我に怒をなす勿れ、彼の齎らす賠償はふさはしからぬ者ならず、汝に對しふさはしき分を我又配るべし。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
父老健に喜雨又|到る安んぜよ喜雨到る後顧の憂更に無し六月三十日 大阪放送局より戦線の将士に贈る俳句といふを徴されて。
— 高浜虚子 『五百五十句』 青空文庫
すぐ後ろから父老博士が続く。
— 江戸川乱歩 『偉大なる夢』 青空文庫
孫乾は、留守していたので、城下の父老をひきいて、郭門に出迎えていた。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫