汽笛
きてき
名詞頻度ランク #41299 · 青空 779 例
標準
steam whistle
文例 · 用例
「門司の旅館で船を待つ間、船の汽笛が鳴るたびに、火のつくやうに泣き出すのには閉口させられた。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
さても私の境涯の、その最初の門出は「門司の旅館で船を待つ間、船の汽笛が鳴るたびに火のつくやうに泣き出」したのであり、「その日はそれに、吹く降るの日で」あつたのである。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
しののめの、よるの海にて汽笛鳴る――心よ、起きよ目を覚ませ。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
しののめの、よるの海にて汽笛鳴る。
— ――世の母びと達に捧ぐ―― 『一つの境涯』 青空文庫
記憶は見知らぬ波止場をあるいてにぎやかな夜霧の海にぽうぽうと鳴る汽笛をきいた。
— 萩原朔太郎 『記憶』 青空文庫
汽車の汽笛が、時折かすかに聞えて來るせゐかも知れない。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
ひとり車窓に目醒むれば汽笛は闇に吠え叫び火焔は平野を明るくせり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
汽車は出發せんと欲してすさまじく蒸氣を噴き出し裂けたる如くに吠え叫び汽笛を鳴らし吹き鳴らせり。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
作例 · 標準
霧深い港に、船の汽笛が大きく響き渡った。
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遠くで列車が汽笛を鳴らし、夜の静寂を破った。
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汽笛の音が聞こえると、ああ、もうすぐ着くんだなと安心する。
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