警報
けいほう
名詞頻度ランク #11443 · 青空 657 例
標準
warning
文例 · 用例
警報くらゐでは立ち上らぬのだが、高射砲が鳴り出すと、仕事をやめて、五歳の女の子に防空頭巾をかぶせ、これを抱きかかへて防空壕にはひる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
――」と彼の暗記しおる公報の一つ、常に朗読というより朗吟する一つを始めた、「敵艦見ゆとの警報に接し、連合艦隊は直ちに出動これを撃滅せんとす、本日天候晴朗なれども波高し――ここを願います、僕はこの号外を読むとたまらなくうれしくなるのだから――ぜひここをやってくださいな。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
岬の上には警報台の赤燈が鈍く灯って波に映る。
— 寺田寅彦 『嵐』 青空文庫
西部の森林地帯では「火事日和」なるものを指定して警報を発する設備もあるようである。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
そういう時にたとえばラジオによって全国に火事注意の警報を発し、各村役場がそれを受け取った上でそれを山林地帯の住民に伝え、青年団や小学生の力をかりて一般の警戒を促すような方法でもとれば、それだけでもおそらく森林火災の損害を半減するくらいのことはできそうに思われる。
— 寺田寅彦 『函館の大火について』 青空文庫
それでもう一ぺん同じように警報を発しておいて、すきを見て燭火を引っくりかえして火事を起こしたはいいが自分がそのために焼死しそうになるといったような場面もある。
— 寺田寅彦 『映画雑感(4)』 青空文庫
一刻も早く修理したくて、まだ空襲警報が解除されていないのに、油紙を切って、こわれた跡に張りつけましたが、汚い裏側のほうを外に向け、きれいなほうを内に向けて張ったので、妻は顔をしかめて、あたしがあとで致しますのに、あべこべですよ、それは、と言いました。
— 太宰治 『春』 青空文庫
また、熱だの痛みなどというものも肉体が不健康状態に陥ったとき、それを知らせる肉体機構の妙用で、いわば警報器です。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
火災報知器の警報が鳴り響き、建物から人々が一斉に避難した。
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地震の発生を知らせる緊急警報が、携帯電話から鳴った。
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気象庁は、大雨に対する警報を発令した。
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ウィキペディア
警報(けいほう)とは、災害・危険が迫ったことを伝えて、注意・準備を人々に促すこと。また、その知らせ。似たような言葉に警告があるが警報は対象者が不特定多数あるいは広範囲におよぶことである。
出典: 警報 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0