安危
あんき
名詞
標準
fate
文例 · 用例
それにもかかわらず今日の政治をあずかっている人たちで地震の事などを国の安危と結びつけて問題にする人はないようである。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
ここ一時間を無事に保たば、安危の間を駛する観音丸は、恙なく直江津に着すべきなり。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
一国の安危にかかわる事です。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
幕府の安危にかかはる事です。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
況んや本件の如き國家の安危に至重至大の關係を有するものに於てをや。
— 石川啄木 『日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象』 青空文庫
これをでかばちに申したら、国家の安危に係わるような、機会がないとも限らぬ、その拇指、その小指、その片手の働きで。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
一人の人間の出処進退の適不適の方が、天下|蒼生の安危ということよりも大切なのであろうか?
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
しかるに、忽ち朝鮮一件より日清の関係となるや、儂は曩日に述べし如く、我が国の安危旦夕に迫れり、豈読書の時ならんやと、奮然書を擲ち、先ず小林の処に至り、この際|如何の計画あるやを問う。
— 福田英子 『妾の半生涯』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日安危について考えている。
安危という言葉は日本語で重要だ。
彼は安危の意味を理解している。
この文には安危が含まれている。