外史
がいし
名詞
標準
unofficial history
文例 · 用例
友人、山岸外史君から手紙をもらった。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
」といふ内容の手紙を、投函しての歸りみち、友人の山岸外史とひよつこり逢つた。
— 太宰治 『先生三人』 青空文庫
山岸外史氏の、すぐれた著書も、やや、それに似てゐるが、これは、後日、きつと讀者に、ひろく頑強に支持されるにちがひない要素を持つてゐて、決して埋もれる本ではない。
— 太宰治 『「人間キリスト記」その他』 青空文庫
」「ウン、おもしろい」「日本外史とどっちがおもしろい」と僕が問うや、桂は微笑を含んで、ようやく我に復り、いつもの元気のよい声で「それやアこのほうがおもしろいよ。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
日本外史とは物が異う。
— 国木田独歩 『非凡なる凡人』 青空文庫
先生の中二階からはその屋根が少しばかりしか見えないが音はよく聞こえる水車、そこに幸ちゃんという息子がある、これも先生の厄介になッた一人で、卒業してから先生の宅へ夜分外史を習いに来たが今はよして水車の方を働いている、もっとも水車といっても都の近在だけに山国の小さな小屋とは一つにならない。
— 国木田独歩 『郊外』 青空文庫
山陽の日本外史が維新の大業に醗酵分となつて交り込んだのは、例外中の例外で、しかもそれは明治大正以前の事実に過ぎない。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
文芸冊子「散文」十月号所載山岸外史の「デカダン論」は細心|鏤刻の文章にして、よきものに触れたき者は、これを読め。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
作例 · 標準
公式記録にはないけれど、地域のお年寄りたちが語り継いでいる『外史』には、貴重な話がたくさんあるんだ。
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この本、宮廷の華やかな記録だけでなく、召使いたちの視点からの『外史』も描かれていて面白いよ。
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歴史の裏話って、こういう外史の中に隠されていることが多いんだね。
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