芸妓
げいぎ異読 げいこ
名詞
標準
geisha
文例 · 用例
そうしてむしろかえってさんざん道楽をし尽くしたような中年以上のパトロンと辛酸をなめ尽くして来た芸妓との間の淡くして深い情交などにしばしば最も代表的なノルマールな形で実現されたもののようである。
— 寺田寅彦 『映画雑感(※)』 青空文庫
娘時代のある時、歌舞伎の舞台で見た若い芸妓のちりめん浴衣にすつかり魅せられました。
— 岡本かの子 『縮緬のこころ』 青空文庫
相当な年配の芸妓たちまで「話し振りを習おう」といって、客を捨てて老女たちの周囲に集った。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
若い芸妓たちは、とうとう髪を振り乱して、両脇腹を押え喘いでいうのだった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
笑い苦しめられた芸妓の一人が、その復讐のつもりもあって「姐さんは、そのとき、銀行の通帳を帯揚げから出して、お金ならこれだけありますと、その方に見せたというが、ほんとうですか」と訊く。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
親がきめてくれる、生涯ひとりの男を持って、何も迷わずに子供を儲けて、その子供の世話になって死んで行く」 ここまで聴くと、若い芸妓たちは、姐さんの話もいいがあとが人をくさらしていけないと評するのであった。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
連れにはみち子と老妓の家の抱えでない柚木の見知らぬ若い芸妓が二人いた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
若い芸妓たちは、ちょっとした盛装をしていて、老妓に「姐さん、今日はありがとう」と丁寧に礼を云った。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
作例 · 標準
京都の石畳の道を、正装した芸妓が足早に通り過ぎていった。
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お座敷に呼ばれた芸妓の、洗練された舞と唄に客たちは皆見惚れていた。
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彼女は一流の芸妓になるために、幼い頃から厳しい稽古に励んできた。
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