三味線
しゃみせん異読 さみせん
名詞頻度ランク #20860 · 青空 2400 例
標準
shamisen
文例 · 用例
春雨や同車の君がさざめ言白梅や誰が昔より垣の外妹が垣根|三味線草の花|咲ぬ恋さまざま願の糸も白きより二人してむすべば濁る清水かな 蕪村の句の特異性は、色彩の調子が明るく、絵具が生々しており、光が強烈であることである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
妹が垣根|三味線草の花咲きぬ 万葉集の恋歌にあるような、可憐で素朴な俳句である。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
それ故に三味線草(ぺんぺん草)の可憐な花が、この場合の詩歌によく合うのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
この事は、彼の孤独な伝記に照して見ても肯けるし、前に評釈した「白梅や誰が昔より垣の外」や「妹が垣根|三味線草の花咲きぬ」やを見ても、一層|明瞭に理解され得るところであろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
しかしおそらく彼の場合は、恋愛においてもその詩と同じく、愛人の姿に母の追懐をイメージして、支那の古い音楽が聞えて来る、「琴心挑美人」の郷愁から妹が垣根|三味線草の花咲きぬ の淡く悲しい恋をリリカルしたにちがいない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
其處らの森陰の汚ない藁屋の障子の奧からは端唄の三味線をさらつて居る音も聞こえた。
— 寺田寅彦 『寫生紀行』 青空文庫
要するに三味線の音の大部は胴に張った猫の皮から出ているのである。
— 寺田寅彦 『猫六題』 青空文庫
快活で事もなげな青年で、家の中を見廻しながら「芸者屋にしちゃあ、三味線がないなあ」などと云った。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
作例 · 標準
お祭りの夜、三味線の音色が響き渡り、会場は一層賑やかになった。
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彼女は三味線を習い始めてまだ一年だが、すでに美しい音色を奏でる。
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海外で日本の伝統楽器である三味線が注目されている。
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ウィキペディア
三味線(しゃみせん)は、日本の有棹弦楽器。もっぱら弾 いて演奏される撥弦楽器である。四角状の扁平な木製の胴の両面に猫や犬の革を張り、胴を貫通して伸びる棹に張られた弦を、通常、イチョウの葉の形をした撥 で弾き演奏する。
出典: 三味線 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0