陣形
じんけい
名詞頻度ランク #37832 · 青空 118 例
標準
battle formation
文例 · 用例
大勢の踊手が密集した方陣形に整列して白刃を舞わし、音楽に合せて白刃と紙の采配とを打合わせる。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(1)』 青空文庫
それには、正直に恐慌以来の自家の財政の遣り繰りを述べ、しかし、断然たる切り捨てによって小ぢんまりした陣形を立直すことが出来、従って今後は輸出産業の見込み百パーセントの金魚の飼育と販売に全資力を尽す方針を冷静に書いてあった。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
ほどよい陣形に割り込むと、さて、盃の雨がふる。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
翌朝李陵が目を醒まして外へ出て見ると、全軍はすでに昨夜の命令どおりの陣形をとり、静かに敵を待ち構えていた。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
『越後軍紀』に「信玄西条山へ寄せて来て攻むるときは、彼が陣形常々の守を失ふべし、その時無二の一戦を遂げて勝負すべし」とある。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
信玄は陣形を十二段に構え、迂廻軍の到着迄持ちこたえる策をとり、百足の指物差した使番衆を諸隊に走らせて、諸隊その位置をなるべく保つようにと、厳命した。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
官軍は連日の戦闘で、部署が錯雑して陣形が乱れて居るので、改めて陣容を建なおした。
— 菊池寛 『田原坂合戦』 青空文庫
味な真似をやったなッ」 雄叫びながらひたひたと間をちぢめて、両翼八双に陣形を立て直しつつ、爪先き迫りに迫って来ると、左右一度が同時に襲いかかりました。
— 旗本退屈男 『旗本退屈男 第一話』 青空文庫
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陣形 とは、戦闘において安全を確保し、柔軟かつ迅速な対応を可能にし、戦闘力を最大限に発揮するための人員と装備の類型化を目論んだ配置である。
出典: 陣形 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0