陣列
じんれつ
名詞
標準
battle formation
文例 · 用例
しかるをいわんや臨兵闘者皆陣列在前といい、令百由旬内無諸哀艱と唱えて、四縦五行の九字を切るにおいては、いかばかり不思議の働をするかも計られまい、と申したということを聞いたのであります。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
私は水甕の底で泳いでゐる鯉や、金網の中の兎の姿を思ひ浮べながら、見るともなく湖の上を見てゐると、うすぼんやりと現れた波打際の線に從つて、鳥の群が一羽づつ陣列を造つて靜に霧の中を進行していく姿が墨畫のやうに眺められた。
— 横光利一 『榛名』 青空文庫
しかし、そのとき、群衆の外廓は後方で膨れる力に押されながら、ホースの陣列を踏み潰した。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
水道栓に縛りつけられたホースの陣列の間を、静に装甲車が通っていった。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
「大唐の軍将、戦艦一百七十艘を率いて白村江(朝鮮忠清道舒川県)に陣列れり。
— 芥川龍之介 『金将軍』 青空文庫
そして先達は其間に臨兵闘者皆陣列在前と唱えながら九字を切り、中座の肩から腕のあたりを撫でるのです、そして握り緊めている指の硬直が弛むと、先ず御幣を取って自分の衿にさし、更に何処か急所をうんと押すと、神は離れて中座は平素の吾にかえり、皆と一緒に読経して、お座は終りとなるのであります。
— 木暮理太郎 『木曾御岳の話』 青空文庫
最上品のサンプルになって見本陣列所に出ているエキストラ・マキシマという薔薇色真珠の出る真珠母で、相場の変動があるときでも、この種は屯二千ドルから下ったことがない。
— 久生十蘭 『三界万霊塔』 青空文庫
しかしそれがこの殲滅戦に失敗した場合には、疾病季や伝染病や流行病や疫病が恐るべき陣列をなして突進し、その数千数万を一掃する。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
作例 · 標準
敵軍は、厳重な陣列を組んで城壁を攻撃してきた。
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指揮官は、敵の弱点を見抜くために、巧みに陣列を移動させた。
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戦国時代の絵巻物には、勇壮な騎馬隊の陣列が描かれている。
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