幻辞.com

軍陣

ぐんじん
名詞
1
標準
camp
文例 · 用例
イヤそんな事もあるまいが、横断旅行の首途にこの理由の分らぬ血汐は不吉千万、軍陣の血祭という事はあるが、これは余り有難くない、それにこの大風!
押川春浪 本州横断 癇癪徒歩旅行 青空文庫
戰鬪の道は兩陣相對し相爭ふのであるが、酒には酒の氣、茶には茶の氣の有るが如くに、軍陣には軍陣の氣が有る可き理であるとすれば、軍陣の上には其の軍陣の内質に相應した外氣の發露騰上す可き譯である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
そこで軍氣を考へ、察し、其の甲兵を見ずして、既に其の意氣、即ち軍陣の内質本體の如何なるものなるかを知り、而して我と彼とを比較して勝敗利鈍の數を籌らうとするところから其の術を生じたのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
軍兵は國の大事であるから、望氣の道も、此等の語も、十の九は軍陣の事に關して居るが、氣を以て事の應とするの思想は單に軍陣の事のみに局限せられてゐるのでも無い。
幸田露伴 努力論 青空文庫
聖人偉人帝王豪傑は、星辰之に符し、雲氣之に應ずるものとして信ぜられて居たことは、歴史や雜書が吾人に語るところであるから、望氣の術が軍陣以外の事を包含して居たことも自ら明らかである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
殺風景な軍陣の間に、これ程の話相手を見つけた私の喜びと感激……それは恐らく、リヤトニコフも同様であったろうと思われますが……その楽しみが、どんなに深かったかは、あなたのお察しに任せます。
夢野久作 死後の恋 青空文庫
こうした油断のならない一揆の群が何処にひそんで居るかわからないのだから、軍陣に慣れて居る藩士達も徒らに奔命に疲れるばかりでなく、諸処に討死をする。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
その為に軍陣はかばかしからず、更に新に権威ある者を遣すことにでもなった暁、重昌何の面目あって帰ろうや。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
作例 · 標準
敵の軍陣に夜襲をかけ、混乱に乗じて重要拠点を奪還する。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
険しい山岳地帯に軍陣を敷き、長期戦に備えて守りを固めた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
兵士たちは束の間の休息を取りながら、軍陣の中で焚き火を囲んだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview