忠勤
ちゅうきん
名詞
標準
loyalty
文例 · 用例
これからはもうこゝに居て、大将たちの大将として、なほ忠勤をはげんでくれ。
— 宮沢賢治 『北守将軍と三人兄弟の医者』 青空文庫
永久に忠勤を誓い奉ります。
— 宮沢賢治 『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』 青空文庫
数名の下婢は居てもそういふ高貴の身辺へは、家の秘嬢を侍らすのが、その家の主人の忠勤を象徴するといふならはしが、殆どうごかすべからざる田舎の旧家の何代も続いた掟なのでした。
— 断片三種 『処女時代の追憶』 青空文庫
いかにも未熟の者ですから、皆も、今日以後、変らず忠勤の程を見せ、わしを安心させて下さい。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
君の三十年間の忠勤も、今宵の無礼で、あとかたも無く消失した。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
老齢と雖もさらに奮起一番して粉骨砕身いよいよ御忠勤をはげみ、余栄を御子孫に残すべきところでございましたのに、まことに生憎のもので、この御寵愛最も繁かりしその翌年、あの大騒動にて御一族全滅に相成りました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
すなはち将軍家に対して、さらに朝廷への忠勤をはげむやう、との極めて御当然の御勅諚であられたといふより他には何も考へられないではございませぬか。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
我は古き畳の上に、忠勤なる古帽は煤びし壁の上に、各々かくて人生の怱忙を暫しのがれて、胸の波さへ穏やかなる安心の蓮台に休らふを得るに至れる也。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
作例 · 標準
彼は長年にわたり会社に忠勤を尽くし、社長から表彰された。
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家臣は殿に忠勤を誓い、命がけで仕えた。
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忠勤ぶりを評価され、彼は重要な役職に抜擢された。
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