起請文
きしょうもん
名詞
標準
religious oath in writing
文例 · 用例
そこで長政の亡くなつた翌年、寛永元年四月に三家老は一枚の起請文を書いて忠之に呈した。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
それゆえ切腹に代えて、金毘羅に起請文を納めさせたい。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
然らばその起請文を書いて金毘羅に納めることは、姉上にお任せするといった。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
その七十五 五百は矢島|優善に起請文を書かせた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
しかし起請文は納めずに、優善が行末の事を祈念して帰った。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
とあるに倣うて、その巻首に、せん/\のせいはいにおゐてハ、りひをたゝすにをよハす、いまよりのちハ、この状をあひまもり、他事にましハるへからす、と記し、神社の事を冒頭に置き、また巻尾の起請文も貞永式目のと殆んど同一の文を用い、終りに数行の増補をなしたるのみなるに依りてこれを知ることが出来る。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
兼ねて求馬と取換した起請文の面を反故にするのが、いかにも彼にはつらく思われた。
— 芥川龍之介 『或敵打の話』 青空文庫
書面は求馬が今年の春、楓と二世の約束をした起請文の一枚であった。
— 芥川龍之介 『或敵打の話』 青空文庫
作例 · 標準
「絶対に秘密を漏らさないという証に、仲間内で起請文を書いて血判を押そう。」
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歴史資料館の企画展で、戦国武将が神仏への誓いを立てた生々しい起請文の原本を見学した。
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起請文を破ることは神罰を受けることを意味するため、当時の人々にとって最大の誓約だった。
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