坊ちゃま
ぼっちゃま
名詞
標準
(another's) son
文例 · 用例
今日はどういうものかしきりと子供の時のことを想いだして、さきほども別荘の坊ちゃまたちがお庭の中で声を揃えて唱歌を歌っておいでになるのを聞いた時なんだか泣きたくなりました。
— 国木田独歩 『女難』 青空文庫
「坊ちゃま」 お雪は幹男の上衣の端を掴んだ。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
」「…………」「一体どないしたんや」「…………」「言うてみイ」 お雪はきっと涙にぬれた顔をあげて、「坊ちゃま。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
(お坊ちゃま、お坊ちゃま、) と大声で呼び懸けて、(手巾が落ちました、)と知らせたそうでありますが、件の土器殿も、餌は振舞う気で、粋な後姿を見送っていたものと見えますよ。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
第一、野良声の調子ッぱずれの可笑い処へ、自分主人でもない余所の小児を、坊やとも、あの児とも言うにこそ、へつらいがましい、お坊ちゃまは不見識の行止り、申さば器量を下げた話。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
)(いいえ、技師の先生の方ですが、その方のお大事なものが残らず、お国でおかくれになりました奥様のお骨も、たったお一人ッ子の、かけがえのない坊ちゃまのお骨も、この中に入っていらっしゃるんですって。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
技師の旦那の奥様と坊ちゃまのお骨と聞いて、安心したも、おかしなものでございますがね、一軒家の化葛籠だ、天幕の中の大革鞄じゃあ、中に何が入ってるか薄気味が悪かったんで。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
」「思うに、ジャッキー坊ちゃまへの処方としましては、一年間の海上生活が相応かと。
— THE ADVENTURE OF THE SUSSEX VAMPIRE 『サセックスの吸血鬼』 青空文庫
作例 · 標準
「坊ちゃま、本日はどちらへお出かけになりますか?」
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「奥様、坊ちゃまは本当にお父様によく似ていらっしゃいますね。」
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「お帰りなさいませ、坊ちゃま。すぐにお着替えの用意をいたします。」
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標準
green young man from a well-to-do family
作例 · 標準
「彼は世間知らずの坊ちゃまだから、あんなうまい話にすぐ騙されてしまうんだ。」
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「苦労を知らない坊ちゃま育ちの彼に、この厳しい仕事が務まるとは思えない。」
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「あんなわがままが通用するのは、お家の中だけですよ、お坊ちゃま。」
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