令息
れいそく
名詞
標準
son
文例 · 用例
西洋音楽は自分では分らないと云っていたが、音楽に堪能な令息|恭雄氏の話によると相当な批判力をもっていたそうである。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
これは雀部多磨太といって、警部長なにがし氏の令息で、島野とは心合の朋友である。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
いかに辺幅を修せずといって、いやしくも警部長の令息で、知事の君の縁者、勇美子には再従兄に当る、紳士島野氏の道伴で、護謨靴と歩を揃えながら、何たる事!
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
当座の花だ、むずかしい事はない、安泊へでも引摺込んで、裂くことは出来ないが、美人の身体を半分ずつよ、丶丶丶の令息と、丶丶の親類とで慰むのだ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」といいさま追い縋って、多磨太は警部長の令息であるから傍若無人。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
児島愛太郎です……」「……ヤ……御令息ですか。
— 夢野久作 『鉄鎚』 青空文庫
令息の故新之助氏が、美術学校へ入学した時にも、少しも反対せぬばかりか、かえって身辺の者に誇ってさえいたというほどの豪傑である。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
ずつと前から、自分は一高の運動会やその他の機会で、秋元子爵の令息をよく知つてること。
— 萩原朔太郎 『夏帽子』 青空文庫
作例 · 標準
先日、社長の御令息が取締役に就任されたそうだ。
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パーティーで、〇〇様御夫妻と、留学から帰国されたばかりの御令息に御挨拶した。
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「こちらが、かねてより噂に聞いておりました貴社の御令息ですか。たいへん優秀な方だと伺っております」
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