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旋律

せんりつ
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #11825 · 青空 442
1
標準
melody
文例 · 用例
」といふ歌の田舍めいた侘しい旋律を思ひ出させた。
萩原朔太郎 悲しい新宿 青空文庫
この股旅小唄の主旋律は、概して皆尺八的、浪花節的哀傷を帯びてるもので、日本人の民族的リリシズムとも言ふべき、旅への放浪情操をよく表現して居た。
萩原朔太郎 流行歌曲について 青空文庫
中には旋律ばかりが耳に入つて、歌詞は何を歌つてゐるのか、まるで意味の解らないやうな者さへあつた。
萩原朔太郎 流行歌曲について 青空文庫
「忘れちやイヤーヨ」といふ、イヤーに於ける強いアクセント等、皆歌詞を主眼にして、音楽の旋律をこれに附加して居るのである。
萩原朔太郎 流行歌曲について 青空文庫
つまり言へば聴者は、それを旋律の美しさに於て聴かないで、歌詞の面白さに於て聴き、真の音楽的陶酔とはちがふところの、別の散文化の興味で聴くからである。
萩原朔太郎 流行歌曲について 青空文庫
人生の家郷を慈母の懐袍に求めた蕪村は、今もなお我らの心に永く生きて、その侘しい夜半楽の旋律を聴かせてくれる。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
やつと宿の物音があらかた靜まつた後は、門前のカフエーから蓄音機の奏する流行小唄の甘酸つぱい旋律が流れ出して居た。
寺田寅彦 伊香保 青空文庫
窓の外には更に清く澄み切つた空の光の下に、武藏野の秋の色の複雜な旋律とハーモニーが流れて行つた。
寺田寅彦 寫生紀行 青空文庫
作例 · 標準
その曲の美しい旋律が、私の心を穏やかにしてくれた。
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