滄溟
そうめい
名詞
標準
great blue sea
文例 · 用例
大饑餓 ルコント・ドゥ・リイル夢|円なる滄溟、濤の巻曲の揺蕩に夜天の星の影見えて、小島の群と輝きぬ。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
大饑餓 ルコント・ドゥ・リイル夢円なる滄溟、濤の巻曲の揺蕩に夜天の星の影見えて、小島の群と輝きぬ。
— 上田敏訳詩集 『海潮音』 青空文庫
大饑餓夢|圓なる滄溟、濤の卷曲の搖蕩に夜天の星の影見えて、小島の群と輝きぬ。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
精衛をして滄溟を埋めしむるものは野心也。
— 芥川龍之介 『木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)』 青空文庫
斯く彼れ至上の威を振ひ陣中めぐり令すれば、衆人即ち水陣と陸營とより叫び出で、集議の席に押し寄する、似たり高鳴る滄溟の狂瀾岸の岩拍ちて怒潮うづまき吠ゆるさま。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
15暗澹として滄溟のうねり高まり、漠然とやがて吹き來ん疾風の道告ぐる時、海の波未だ左右のいづれにも向ひ捲き立つことあらず、やがてヂュウスの手よりして疾風つよく襲ふべし。
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
他の一つは奧深く――幽かにひらめくそうめいなる佛の如き理智!
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
宰相中将も身にしむ夕べの気に仏事中よりもいっそうめいった心持ちになって、「雨になりそうだ」 などと退散して行く人たちの言い合っている声も聞きながらなお庭のほうばかりがながめられた。
— 藤のうら葉 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
船の上から眺める滄溟はどこまでも深く、吸い込まれそうなほどの蒼さをたたえていた。
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伝説によれば、この滄溟の果てには神々が住まう不老不死の島があるという。
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沈みゆく夕日が滄溟を黄金色に染め上げる光景は、まさに絶景であった。
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