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苦学

くがく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
working one's way through school
文例 · 用例
小さい時から苦学をしてやっと電気学校を卒業はしたが、目的のある柚木は、体を縛られる勤人になるのは避けて、ほとんど日傭取り同様の臨時雇いになり、市中の電気器具店廻りをしていたが、ふと蒔田が同郷の中学の先輩で、その上世話好きの男なのに絆され、しばらくその店務を手伝うことになって住み込んだ。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
多年の苦学と、前途の希望が中断されるというのがその理由である。
黒島傳治 明治の戦争文学 青空文庫
それは東京へ出て苦学していたその家の二男が最近骨になって帰って来たからである。
梶井基次郎 温泉 青空文庫
苦学というからには募集広告の講談社的な偽瞞にひっかかったのにちがいない。
梶井基次郎 温泉 青空文庫
私は、そうだと答えたかったのだけれど、そうすると、なんだかお金持の子供を鼻にかけるようで私のロマンチックな趣味に合わなかったから、いやちがう、僕はあの家の遠縁に当る苦学生であるが、そんなことは、どうでもいい、十年ぶりでやっと思いが叶って逢えたのだ。
太宰治 デカダン抗議 青空文庫
苦学する程の骨ッ節もなし。
夢野久作 悪魔祈祷書 青空文庫
第一五課 無駄「自分がいくら骨を折って行っても、することなすことみな無駄になる」 苦学をして勉強していた一青年が、こう歎じました。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
友達としては私の八歳の時から英語とフランス語を教えて居た青年学徒――私の稽古はその青年の高等学校生であった苦学時代から始まったのです――今は某官立大学のプロフェッサーとして洋行を終えて来ました。
岡本かの子 智慧に埋れて 青空文庫
2
標準
studying under adversity