学費
がくひ
名詞頻度ランク #13321 · 青空 150 例
標準
tuition
文例 · 用例
主人は地方の零落した旧家の三男で、学途には就いたものの、学費の半以上は自分で都合しなければならなかった。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
主人は、好きな道を役立てて歌舞伎の小道具方の相談相手になり、デパートの飾人形の衣裳を考証してやったり、それ等から得る多少の報酬で学費を補っていた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
実家は熱田附近だがそう困る家でもないので、心配はしないようなものの、流石にときどきは子供に学費ぐらいは送ってやらなければならぬ。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
一万五千円の学費つかって、学問して、そうして、おぼえたものは、ふたり、同じ烈しき片思いのまま、やはりこのまま、わかれよ、という、味気ない礼儀、むざんの作法。
— ――(生れて、すみません。) 『二十世紀旗手』 青空文庫
吾々十二人は皆、東京の政治結社、東亜会から学費を貰って学校を卒業させて貰った者ばかりですが、その中で五人は皆、政府嘱託の軍事探偵になって、主としてアフガニスタン、ベルジスタン、ペルシア、アラビア方面からスエズ、東アフリカ方面の状態を探っていたものです。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
そうして月々十一円ずつ郷里からもらっている学費のうちからひどい工面をして定価九円のヴァイオリンを買うに至るまでのいきさつがあったのであるが、これは先生に関係のない余談であるからここには略する。
— 寺田寅彦 『田丸先生の追憶』 青空文庫
籔蔭に早咲きの梅の匂う浜田圃の畦を散歩しながら、私は良人が延ばしていた前の妻の墓標を建てることや、珪次の学費の補助のことや、感傷や遠慮を抜いた実質的な相談をしました。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
この母は慧鶴が出家することに力を添え、僧になって後も学費など気をつけて送って呉れていた。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
作例 · 標準
大学の学費は年々上昇しており、家計を圧迫している。
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来年度から学費が値上げされると聞き、学生たちは嘆いた。
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彼はアルバイトをして、自分で学費を稼いでいる。
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奨学金のおかげで、学費の心配なく勉強に集中できる。
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