真夏
まなつ
名詞頻度ランク #11340 · 青空 626 例
標準
middle of summer
文例 · 用例
真夏の伊香保は、自然としても初夏のそれに劣るが、何しろ悪いことは、文字の通りの意味で雑鬧混雑を極めることである。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
睡蓮もまだつめたい泥の底に真夏の雲の影を待っている。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
そうこうするうち日も移って、梅雨もすっかり明けた真夏の頃となりました。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
真夏の頃、すでに某女に紹介して俳句を習っている筈の老妓からこの物語の作者に珍らしく、和歌の添削の詠草が届いた。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
せんだんの花のこぼれる南国の真夏の炎天の下を、こうした、当時の人の目にはスマートな姿でゆっくり練り歩きながら、声をテノルに張り上げて歌う文句はおおよそ次のようなものであった、「エーエ、ホンケーワーア、サンシューノーオー、コトヒーラーアヨ。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
南国の真夏の暑い盛りであった。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
小さな洞穴の口では真冬の空気と真夏の空気が戦って霧を醸していた。
— 寺田寅彦 『浅間山麓より』 青空文庫
南国の真夏の暑い真盛りに庭に面した風通しのいい座敷で背中の風をよけて母にすえてもらった日の記憶がある。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
作例 · 標準
真夏の太陽が照りつけ、アスファルトから陽炎が立ち上る。
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真夏にもかかわらず、エアコンの故障で仕事にならなかった。
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毎年真夏になると、故郷の海辺での思い出が蘇ってくる。
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