耕種
こうしゅ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
tilling and sowing
文例 · 用例
変化し易い天然の気象条件の下でも、一穂に例えば五十粒つくところを八十粒にしようというふうに、耕種的にいろいろ研究が為されているのであるから、完全条件の下では、五割や六割の増収を目差すことは、そう無理ではないであろう。
— 中谷宇吉郎 『稲の一日』 青空文庫
「王公諸臣多く山沢を占めて耕種を事とせず、競つて貪婪を懐き空しく地利を妨ぐ。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫
大きな地主の家ではたいていは所有地が飛び飛びであり、そうでなくても地形が区々で、水の手も耕種法も別にしなければならぬ場合が多く、内の者だけはその田畑の数筆を合わせてなんらかの名を付して互いに呼んでいた。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
これによればソラスは休閑に付する義で従ってソリは休んでいる土地であり、すなわち畑を焼くことではなくして、耕種を廃した後の状態の名とすれば解るのである。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
そうすればまた反田・反畑または反町は必ずしも焼畑・切替畑を行わずとも、内外の肥力の供給潤沢ならぬために、年を切って耕種する地をも包含すると解するのは、おそらくは穏当の説であるべく、大宝令にいわゆる易田は、日本語では反町に当るともいえよう。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
日本の風土としては収穫の季節には少し早過ぎるのだが、なおこの月の始めを抜穂の日として、次の年の耕種との連鎖を考えたのは、看過すべからざる稲作の史料であろう。
— 柳田国男 『海上の道』 青空文庫
ふしぎなろうじん 木村さんのうちの近くに、こうしゅう電話が立っていました。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
とらは、地面にとびおりると、あたりを見回してから、こうしゅう電話の方へ、のそのそと歩いていきました。
— 江戸川乱歩 『ふしぎな人』 青空文庫
作例 · 標準
この地域では昔から米の耕種が盛んに行われている。
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現代農業では、効率的な耕種方法が求められている。
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彼は荒れた土地を開墾し、丹念に耕種を始めた。
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