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耕地

こうち
名詞頻度ランク #23275 · 青空 623
1
標準
arable land
文例 · 用例
丸子の宿の名物とろろ汁の店といってももうそれを食べる人は少ないので、店はただの腰掛け飯屋になっているらしく耕地測量の一行らしい器械を携えた三四名と、表に馬を繋いだ馬子とが、消し残しの朝の電燈の下で高笑いを混えながら食事をしている。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
谷間から丘にかけて一帯に耕地が固くなって荒れるがまゝにされている中に、その一隅の麦畑は青々と自分の出来ばえを誇っているようだった。
黒島伝治 豚群 青空文庫
山はあるところでは急激な崖になって海に這入り、又あるところは山と山との間の谷間が平かになって入江を形づくり部落と段々畑になった耕地がある。
黒島傳治 海賊と遍路 青空文庫
耕地整理になっているところがやっぱり旱害で稲は殆んど仕付からなかったらしく赤いみじかい雑草が生えておまけに一ぱいにひびわれていた。
宮沢賢治 或る農学生の日誌 青空文庫
耕地整理の先に立った人はみんなの為にしたのだそうだけれどもほんとうにひどいだろう。
宮沢賢治 或る農学生の日誌 青空文庫
それが「地図の言葉」で読めばただ一目で土地の高低起伏、斜面の緩急等が明白な心像となって出現するのみならず、大小道路の連絡、山の木立ちの模様、耕地の分布や種類の概念までも得られる。
寺田寅彦 地図をながめて 青空文庫
土蔵の横を曲ったお媼さんの俥が、邸をめぐった長い珊瑚樹の生垣に添って走り尽すと、やがて、茫としてつきる処が見えぬほど、広く続いた耕地の中心を一直線に専断した平坦な県道に、敏捷な、軽快な姿を現わすのであった。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
甚三の笛とは、いつの頃からか、かやには余程遠い昔と思われる頃から、かやの家の裏門から続く広い耕地を越えた、南の方の村落から、毎夜聞えて来る横笛の音なのである。
岡本かの子 かやの生立 青空文庫
作例 · 標準
「この辺りは以前は広大な耕地だったんだけど、今はすっかり住宅地に変わってしまったよ」
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耕地の拡大を目指して原野を切り開いた開拓者たちの苦労は、想像を絶するものがあっただろう。
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「ドローンを使って耕地の状態を空から分析し、肥料の量を最適化するスマート農業を導入したんだ」
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2
標準
fazenda
作例 · 標準
「ブラジルのコーヒー農園、いわゆる耕地(ファゼンダ)の広大さには圧倒されるばかりだった」
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かつての耕地主たちは、巨大な邸宅に住み、多数の使用人を抱えてこの土地を支配していた。
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「赤土の広がる耕地を馬で駆け抜けながら、祖父はこの国の農業の未来を語ってくれたよ」
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