反身
はんしん
名詞
標準
bending backward
文例 · 用例
大泥醉の粹背肌、弓手を拳で懷中に蓄へ、右手を延ばして輪を畫くと、手頸をぐいと上げて少し反身のかたち。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
その時ばかりは兵隊が可哀相で、反身になった士官の胸倉へ飛び付いてやろうかと思った。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
で、紳士たる以上はせめてムダ金の拾万両も棄てて、小町の真筆のあなめあなめの歌、孔子様の讃が金で書いてある顔回の瓢、耶蘇の血が染みている十字架の切れ端などというものを買込んで、どんなものだいと反身になるのもマンザラ悪くはあるまいかも知らぬ。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
赤猪口兵衛はいよいよ得意然と、すこし反身になって土下座し直した。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
売っても可いそうな肱掛椅子に反身の頬杖。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
何を、と云ってね、その勢で、あー……開けるぞ、と思うと、清葉が、膝を支直して、少し反身で、ぴたりと圧えて、(お客様です。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
」 把手を控えて、反身になった車掌が言った。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
―― ずらりと女學生たちを從へて、頬と頤をだぶ/″\、白髮の渦を卷かせて、恁う反身に出て來た所が、何ですかね私には、彼處に居る、其の狂人を、救助船で濟度に顯れたやうに見えたんです。
— 泉鏡太郎 『艶書』 青空文庫
作例 · 標準
アクロバティックな技のため、彼は反身の練習を重ねた。
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バレエダンサーは、しなやかな反身の動きを見せた。
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「危ない!そんなに反身したら、腰を痛めるよ!」
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