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半身

はんしん
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #20326 · 青空 1593
1
標準
half the body
文例 · 用例
吹屋の姐さんは吃驚した半身を店から出せば、筆屋の老翁は二三歩往來へ進み出て、共に引き行く人浪の趾を見送る事、少時焉たり。
萩原朔太郎 二十三夜 青空文庫
孤独が骨まで浸み込んでいる老楽師はめずらしく若い娘にぴたと寄り添われたので半身熱苦しく煽られた。
岡本かの子 売春婦リゼット 青空文庫
宿命詩人チャップリンの意圖したものは、この紳士によつて自己の半身(百萬長者としてのチャップリン氏と、その社會的名士としての紳士生活)を表象し、他の乞食ルンペンによつて、永遠に不幸な漂泊者であるところの、虚妄な悲しい藝術家としての自己を表象したのである。
萩原朔太郎 酒に就いて 青空文庫
つまりこの映畫に於ける二人の主役人物は、共にチャップリンの半身であり、生活の鏡に映つた一人二役の姿であつた。
萩原朔太郎 酒に就いて 青空文庫
しかもその一方の紳士は、自己の半身であるところのルンペンを憎惡し、不潔な動物のやうに嫌厭してゐる。
萩原朔太郎 酒に就いて 青空文庫
夢遊病にかかつた人は、自己の行爲に對して記憶を持たず、病氣が治つた後で、その過去の生活と、その半身の自己とをすつかり忘れてしまつてる。
萩原朔太郎 酒に就いて 青空文庫
麦畑の一隅にてまつ正直の心をもつて、わたくしどもは話がしたい、信仰からきたるものは、すべて幽霊のかたちで視える、かつてわたくしが視たところのものを、はつきりと汝にもきかせたい、およそこの類のものは、さかんに装束せる、光れる、おほいなるかくしどころをもつた神の半身であつた。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
くさつた蛤半身は砂のなかにうもれてゐて、それで居てべろべろ舌を出して居る。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
作例 · 標準
事故で、彼の半身が麻痺してしまった。
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その彫刻は、顔と肩までの半身像だった。
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「急に寒気がして、半身が震えだしたよ。」
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