半神
はんしん
名詞
標準
demigod
文例 · 用例
生きとし生けるものの中では資格に於ていわば半人半神の座に置かるべきものであった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
それがどういう感情であるかと問われると私にも分らないが、しかし例えばある神性と同時にある狂暴性を具えた半神半獣的のビーイングの歓喜の表現だと思って見ると、そう思えない事はない。
— 寺田寅彦 『雑記(1)』 青空文庫
復一の何ものにも捉われない心は、夢うつつに考え始めた――希臘の神話に出て来る半神半人の生ものなぞというものは、あれは思想だけではない、本当に在るものだ。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
今迄|半神の如く見えた白人が、彼等の褐色の英雄によって仆されたのだから。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
猿田彦がインドの青面金剛、支那の三尸と結合されて半神半仏の庚申と崇められた概略は出口氏の『日本生殖器崇拝略説』に出で、この稿にも次第したればこの上詳説せずとして、衢や、旅行や、盗難を司る庚申のほかに、田畑、作物を司る猴神ある事前述のごとく、そのほかまた猴を山の神とせるあり。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
半神半人、ポントスの娘の一人、ユウリュビア(Eurybia)の婿である。
— スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 『宇宙の始まり』 青空文庫
その反対説の大要は、鳩は平和と穏順の半神的象徴であるのに、それを冷たい血において射殺するのは狂気に近いというのである。
— Mrs. 7 and Mr. 23 『踊る地平線』 青空文庫
そのなかで氏は、灰色兎・栗鼠・蜂鳥.馴鹿・かんがるう・野犬などを虐殺するイギリス人の狩猟趣味を指摘し、これらの灰色兎・栗鼠・蜂鳥・馴鹿・かんがるう・野犬のすべてがいかに平和と穏順の半神的象徴であるかを一々古今の詩篇・散文・学説からの文句を引いて例証した。
— Mrs. 7 and Mr. 23 『踊る地平線』 青空文庫
作例 · 標準
ギリシャ神話には、人間と神の間に生まれた半神が登場する。
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その英雄は、半神としての力を持ち、多くの困難を乗り越えた。
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「彼はまるで半神のような存在だと言われている。」
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