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多言

たげん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
talkativeness
文例 · 用例
そうして、喧しい饒舌や空しい多言は、幻影を実有のごとくに語るのである。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
もし世の中に全然新しいものが得られぬとすれば、在来の画の種類の中でこのような「思考の実験」を行うに最も適したものは南画だという事はあえて多言を要しない事と思う。
寺田寅彦 津田青楓君の画と南画の芸術的価値 青空文庫
このような自然の多様性と活動性とは、そうした環境の中に保育されて来た国民にいかなる影響を及ぼすであろうか、ということはあまり多言を費やさずとも明白なことであろう。
寺田寅彦 日本人の自然観 青空文庫
このことについては「我等」の三月号にのせた「雑信一束」(「片信」と改題)にもいってあるので、ここには多言を費やすことを避けよう。
有島武郎 想片 青空文庫
だが多言は遠慮しよう。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
冬の凝る氣や萎む氣の状は多言を要せずして明らかである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
よつて復こゝには多言せずに擱く。
幸田露伴 努力論 青空文庫
五十年の人生を以て人性人情を解釈すべき唯一の舞台とする論者の誤謬は、多言を須ひずして明白なるべし。
北村透谷 内部生命論 青空文庫
作例 · 標準
彼女は多言なところがあるが、その話にはいつも面白い情報が含まれている。
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