沈黙
ちんもく
名詞頻度ランク #6079 · 青空 4307 例
標準
Silence (1966 novel by Shūsaku Endō)
文例 · 用例
やはり私は、沈黙していなければならぬ。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
神は絶対の沈黙者なり、情なくまた非情なしと。
— 中原中也 『地上組織』 青空文庫
これが夏の真昼の沈黙や、田舎の静寂さやを、麦の穂の動きにかけて、一語の重複した表象をしているのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
句の表現するものは、夏の炎熱の沈黙の中で、地球の廻転する時劫の音を、牡丹の幻覚から聴いてるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
その卓の上に、鮮魚の冷たい鮓が、静かに、ひっそりと、沈黙して置いてあるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
万象の死んでる沈黙の中で、暗い台所の一隅に、こうした鮓がならされているのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
ただ寄り集って手を握り、互に人の悲しみを感じながら、憐れに沈黙する外はないのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
沈黙してたたずんでいると、鶯鳴き、ホトトギス鳴き、カケスが鳴き、眼覚めた鳥が、一せいに声を合せて鳴き立てる。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
作例 · 標準
遠藤周作の『沈黙』を読んで、極限状態における信仰のあり方について深く考えさせられた。
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映画化された『沈黙』を観て、当時のキリシタンたちが置かれた過酷な状況に息を呑んだ。
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大学のゼミで、戦後日本文学の傑作として『沈黙』を批評し合うことになった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
沈黙(ちんもく)
遠藤周作の小説と派生作品
- 沈黙 (遠藤周作) — 遠藤周作の小説。
- 沈黙 (オペラ) — 上記小説を原作とする松村禎三のオペラ。
- 沈黙 SILENCE — 1971年の日本映画。上記小説を原作とする篠田正浩監督作品。
- 沈黙 -サイレンス- — 2016年のアメリカ映画。上記小説を原作とするマーティン・スコセッシ監督作品。
その他の映画
- 沈黙 (1963年のポーランドの映画) — カジミェシュ・クッツ監督作品。
- 沈黙 (1963年の映画) — スウェーデン映画。イングマール・ベルイマン監督作品。
その他の小説
- 沈黙 (村上春樹) — 村上春樹の短編小説。短編集『レキシントンの幽霊』に収録された他、単独でも刊行された。
- ロバート・B・パーカーの小説(原題:Hush Money )。スペンサー・シリーズの第26作。
楽曲
- 沈黙 (野口五郎の曲) — 野口五郎のシングル曲。
- 柏木由紀の曲。フレンチ・キスのシングル『If』(CD+デジタルコミックDVDの盤)に収録。
出典: 沈黙 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0