桶
おけ
名詞頻度ランク #19192 · 青空 1555 例
標準
bucket
文例 · 用例
冬の寒夜に火桶を抱えて、人生の寂寥と貧困とを悲しんでいた蕪村。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
縁があつても、まづ、風と桶屋くらゐの關係ぢやないか。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
初めて雪に触れたのは、七、八合目の間であった、殊に八合目の室だけは、どういうものか、半ば戸が開いて、中の水桶には厚氷が張り詰めている、誰かが捨てて行った手拭は、板のように硬くシャチ張っている。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
しかしこれは空風が吹いて桶屋が喜ぶというのと類似の詭弁に過ぎない。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
他の温泉でもさうであるが、浴槽に浸つて居ると、槽外の流しでからだを洗つて居る浴客がざあつと溜め桶の水を肩からあびる。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
三河と美濃の国境だという境橋を渡って、道はだんだん丘陵の間に入り、この辺が桶狭間の古戦場だという田圃みちを通った。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
ホウ、そら、やれ、むかし 達谷の 悪路王、まっくらぁくらの二里の洞、渡るは 夢と 黒夜神、首は刻まれ 朱桶に埋もれ。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
いつか、このキャディのうちの一人がリンクの池で鮒を一匹つかまえて、ボールを洗う四角な水桶の中に入れておいて、一廻りした後に取りに来たらもう見えなかったそうである。
— 寺田寅彦 『ゴルフ随行記』 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア
桶(おけ)は、短冊形の木材を組み合わせた円筒形木製容器。この結桶(ゆいおけ)と呼ばれる形態のほか、刳桶(くりおけ)や曲桶(まげおけ)という形態もある。家庭で水や湯を汲んだり溜めたりするための小型から、醸造業に使われる大型まで様々なサイズ・用途がある。プラスチック製の同様の形態のものも「桶」と呼ばれることがある。
出典: 桶 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0