容器
ようき
名詞頻度ランク #7103 · 青空 460 例
標準
container
文例 · 用例
此処の景色を私は好きである、坂は段々勾配を増し、酔つて夕陽に照らされてスタコラゆけば、まるで我が身か、我が身が運ぶ箱か分らず、多分今飲んだビールを運ぶ容器であるに相違なからう。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
詩とは、何等かの形式のリズムによる、詩心(或ひは歌心と云つてもよい)の容器である。
— 中原中也 『詩と其の伝統』 青空文庫
街を歩いている時に通り合せた荷車の圧搾ガス容器が破裂してそのために負傷するといったような災厄が四十二歳前後に特別に多かろうと思われる理由は容易には考えられない。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
容器の中の瓦斯體の分子が、その熱擾動のために器壁に反覆衝突するのが、いくらか此れに似た状況であらうと思はれた。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
これは硝酸を盛った容器の内に白金の板を一枚入れ、またこれに接近してごく細い白金線を入れたものである。
— 寺田寅彦 『無線電信の近状』 青空文庫
勿論それが単なる地貌学的ないし生物学的の記述でなく、文学的作品と呼ばれ得る所以は、これらの対象中に作者の人格が滲潤している点にあるが、その作者から流出したものを盛るべき容器が科学的事実である限り、その容器に科学的|破綻があっては工合が悪いのである。
— 寺田寅彦 『文学の中の科学的要素』 青空文庫
その容器の中の空気に、充分湿気を含ませておいてこれを急激に膨張させると、空気は膨張のために冷却し含んでいた水蒸気を持ち切れなくなるために、霧のような細かい水滴が出来る。
— 寺田寅彦 『塵埃と光』 青空文庫
灰の火鉢における効用は強い炭火を容器に密接させぬ事や炭をのせる台になる事の外に、炭が急に燃えるのを防ぎ、また熱の直接に空気へ放散するのを一部その中に貯えておく事である。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
作例 · 標準
この容器は密閉性が高く、食品の保存に適している。
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使い終わった容器は、きれいに洗って再利用しましょう。
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液体の持ち運びには、頑丈な容器が必要だ。
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