水汲み
みずくみ
名詞動詞-サ変
標準
drawing water
文例 · 用例
おやじは、いきなり、ペーチカの横の水汲みの石油鑵を蹴とばした。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
台所働きはお由とお庄というんですが、これは飯炊きや水汲みに追い使われているだけで、奥の方のことは何も知らないようです」「ゆうべも云ったことだが、祈祷をたのむ者のほかに誰も出這入りするらしい様子はねえのか」と、半七は念を押して訊いた。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
三、四十分も掛かって漸く天幕を張り終り、筵を敷いてそこへ覚束なくも焚火を始めた頃、水汲み隊は息を切らしヘトヘトになって帰って来た。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
「万歳万歳」の声は四方に起り、一同は蟻の甘味に付くように水汲み隊の周囲に集り、咽を鳴らして水筒の口から水を呷る。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
イヤ腹の中へ飲んだのならまだいいが、奴さん一口でも多く飲んでやろうと周章てたため、水汲み隊が汗水流して汲んで来た大事な水をば、大半ゴボゴボと溢して地面に飲ませてしまったのだ。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
それがいいそれがいい」 と云うので、今度は村長さんのところへ行って井戸の水汲み車を借りて来まして、綱の一方に豚吉の足を結びつけて、その綱を車に引っかけると、大勢でエイヤエイヤと引き初めました。
— 夢野久作 『豚吉とヒョロ子』 青空文庫
山を負うた小学校の門の前をば、村端れの水汲場に水汲みに行く大きい桶を担いだ農家の女が幾人も幾人も、霧の中から現れて来て霧の中へ隠れて行つた。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
小屋へ来れば材木の運搬を手伝い、家に来れば水汲みや柴刈りや掃除の手伝いをするというふうで、彼は実によく働くのであった。
— 岡本綺堂 『くろん坊』 青空文庫
作例 · 標準
昔は毎日、井戸まで水汲みに行っていた。
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キャンプでは、まず水汲みが大事な仕事だ。
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彼女は水汲み用の大きな桶を抱えて歩いていた。
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