進水
しんすい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #43179 · 青空 30 例
標準
(ship's) launching
文例 · 用例
兎はさつそく泥をこねて、所謂岩乘な、いい舟の製作にとりかかり、狸は、すまねえ、すまねえ、と言ひながらあちこち飛び廻つて專ら自分のお辨當の内容調合に腐心し、夕風が微かに吹き起つて湖面一ぱいに小さい波が立つて來た頃、粘土の小さい舟が、つやつやと鋼鐵色に輝いて進水した。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
また船が進水した時に気温と水温との差違のために意外な応力を生じる。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
第五十一段の水車の失敗は先日の駆逐艦進水式の出来損ねを思い出させる。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
眠れなくなると私は軍艦の進水式を想い浮かべる。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
九|時三十|分、第二の砲聲と共に、我が驚く可き海底戰鬪艇は遂に海中に進水した。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
兎はさつそく泥をこねて、所謂岩乗な、いい舟の製作にとりかかり、狸は、すまねえ、すまねえ、と言ひながらあちこち飛び廻つて専ら自分のお弁当の内容調合に腐心し、夕風が微かに吹き起つて湖面一ぱいに小さい波が立つて来た頃、粘土の小さい舟が、つやつやと鋼鉄色に輝いて進水した。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
大空に乱れた戦闘機の群の木の葉と散り、鳶と舞ふては翼を翻す戦ひや、花々しい軍艦の進水式などを拝観すると、生涯の夢をさゝげて放浪の旅にさ迷った、かの即興詩人の作者の言葉などが、ゆくりなくも思ひ出されたりするのである。
— 牧野信一 『喧嘩咄』 青空文庫
わたしは去年の秋、軍港街に移ると間もなく「鈴谷」進水式拝観の光栄に浴し、続いて駆逐艦「しぐれ」特務艦「剣崎」の進水式に参列の栄を得て、ひたすら胸を躍らせ、行状の謹慎を保つた。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
作例 · 標準
新しいタンカーの進水式が盛大に行われた。
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進水したばかりの船が、青い海に浮かんでいた。
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造船所の職人たちは、無事に進水を終え安堵した。
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