進水式
しんすいしき
名詞
標準
launching ceremony
文例 · 用例
第五十一段の水車の失敗は先日の駆逐艦進水式の出来損ねを思い出させる。
— 寺田寅彦 『徒然草の鑑賞』 青空文庫
眠れなくなると私は軍艦の進水式を想い浮かべる。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
大空に乱れた戦闘機の群の木の葉と散り、鳶と舞ふては翼を翻す戦ひや、花々しい軍艦の進水式などを拝観すると、生涯の夢をさゝげて放浪の旅にさ迷った、かの即興詩人の作者の言葉などが、ゆくりなくも思ひ出されたりするのである。
— 牧野信一 『喧嘩咄』 青空文庫
わたしは去年の秋、軍港街に移ると間もなく「鈴谷」進水式拝観の光栄に浴し、続いて駆逐艦「しぐれ」特務艦「剣崎」の進水式に参列の栄を得て、ひたすら胸を躍らせ、行状の謹慎を保つた。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
五分刈頭のわたしは、夜になると、街の被服商で購つて来た海兵用の白の作業服を着て、一服喫すといふ場合には、徐ろに胸のポケツトから、先頃「しぐれ」進水式の折に拝領した銀製のシガレツト・ケースを取り出し、高射砲型のライターからパチンと火をつけた。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
すると進水式の雑然たる光景を雑然と叙べて知らぬ顔をしている。
— 夏目漱石 『写生文』 青空文庫
どんな複雑な趣向で、どんな纏った道行を作ろうとも畢竟は、雑然たる進水式、紛然たる御花見と異なるところはないじゃないか。
— 夏目漱石 『写生文』 青空文庫
わたしは去年の秋、軍港街に移ると間もなく「鈴谷」進水式拜觀の光榮に浴し、續いて驅逐艦「しぐれ」特務艦「劍崎」の進水式に參列の榮を得て、ひたすら胸を躍らせ、行状の謹愼を保つた。
— 牧野信一 『緑の軍港』 青空文庫
作例 · 標準
新しい大型客船の進水式が盛大に行われ、多くの人々が見物に訪れた。
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造船所では、来月新しい漁船の進水式が予定されているそうだ。
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進水式でのシャンパンボトルを船体にぶつける瞬間は、いつも感動的だ。
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