講壇
こうだん
名詞
標準
lecture platform
文例 · 用例
先生は、昨年の春、同じ学部の若い教授と意見の衝突があって、忍ぶべからざる侮辱を受けたとかの理由を以て大学の講壇から去り、いまは牛込の御自宅で、それこそ晴耕雨読とでもいうべき悠々自適の生活をなさっているのだ。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
それを加へて五人が大津では講壇に登つた。
— 『青空』記事 『講演會 其他(大正十五年二月號)』 青空文庫
校長の紹介で講壇に立った文学士は堂々たる風采をしていた。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
牧師はやをら身を起して講壇に登つたが、例の黒い運動着が又眼に付く。
— 有島武郎 『半日』 青空文庫
同志社の講壇には最初から私は学者として立ってはいないのです。
— "Not till the sun excludes you, do I exclude you; 『●「或る女」巻頭のホイットマンの詩』 青空文庫
――わあ―― と罵るか、笑ふか、一つ大聲が響いたと思ふと、あの長靴なのが、つか/\と進んで、半月形の講壇に上つて、ツと身を一方に開くと、一人、眞すぐに進んで、正面の黒板へ白墨を手にして、何事をか記すのです、――勿論、武裝のまゝでありました。
— 泉鏡花 『雪靈續記』 青空文庫
――わあ―― と罵るか、笑うか、一つ大声が響いたと思うと、あの長靴なのが、つかつかと進んで、半月|形の講壇に上って、ツと身を一方に開くと、一人、真すぐに進んで、正面の黒板へ白墨を手にして、何事をか記すのです、――勿論、武装のままでありました。
— 泉鏡花 『雪霊続記』 青空文庫
一つは「古典」の助教師の講壇で、もう一つは「英語および数学」の助教師のであった。
— WILLIAM WILSON 『ウィリアム・ウィルスン』 青空文庫
作例 · 標準
教授は静かに講壇に上がり、分厚い資料を広げると、教室全体を見渡してから講義を始めた。
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「いつかこの講壇に立って、自分の研究成果を発表することを夢見てここまで来たんです」
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壇上の講壇は長年の使用により黒光りしており、大学の歩んできた長い歴史を感じさせる。
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