瓜
うり異読 ウリ
名詞頻度ランク #22124 · 青空 828 例
標準
melon
文例 · 用例
なんだか瓜の肌でも見るやうだ。
— 中原中也 『感想』 青空文庫
秋ふかき隣は何をする人ぞ秋さびし手毎にむけや瓜茄子 芭蕉の心が傷んだものは、大宇宙の中に生存して孤独に弱々しく震えながら、葦のように生活している人間の果敢なさと悲しさだった。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
一つの小さな家の中で、手毎に瓜の皮をむいてる人々は、一人一人に自己の悲しみを持ってるのである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
裏畑の竹藪の中の小径から我家と往来が出来て、垣の向うから熟柿が覗けばこちらから烏瓜が笑う。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
先ず裏の畑の茄子|冬瓜小豆人参里芋を始め、井戸脇の葡萄塀の上の棗、隣から貰うた梨。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
それから朝市の大きな西瓜、こいつはごろごろして台へ載りにくかったのをようやくのせると、神様へ尻を向けているのは不都合じゃと云い出してまた据え直す。
— 寺田寅彦 『祭』 青空文庫
十一日 垣にぶら下がっていた南瓜がいつの間にか垂れ落ちて水引の花へ尻をすえている。
— 寺田寅彦 『窮理日記』 青空文庫
酸鼻は、むしろ、師に拾てられ、垣を燒かれた瓜の花。
— 太宰治 『先生三人』 青空文庫
作例 · 標準
例句