南瓜
かぼちゃ異読 ぼうぶら・なんか・カボチャ
名詞頻度ランク #43733 · 青空 568 例
標準
pumpkin (Cucurbita sp.)
文例 · 用例
十一日 垣にぶら下がっていた南瓜がいつの間にか垂れ落ちて水引の花へ尻をすえている。
— 寺田寅彦 『窮理日記』 青空文庫
三 朝霧が山村を罩めて、鶏の声が、霧の底から聞える、黄色い南瓜の花に、まだ夢が残つてゐるかして、寝惚けた姿をしだらなく大地に投げ出してゐる、ぼツと白壁が明るくなる、森がうつすらと、烟つぽい緑を、向うの山の懐に、だんだら、染めに浮かせる、起き上つて支度をする頃は、方々の家から、軽い炊煙が立ちはじめた。
— 小島烏水 『天竜川』 青空文庫
祖母の云うのはみんな北海道|開拓当時のことらしくて熊だのアイヌだの南瓜の飯や玉蜀黍の団子やいまとはよほどちがうだろうと思われた。
— 宮沢賢治 『或る農学生の日誌』 青空文庫
畑とも庭ともつかない地面には、梅の老木があったり南瓜が植えてあったり紫蘇があったりした。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
裾短かで袖は肱より少い、糊気のある、ちゃんちゃんを着て、胸のあたりで紐で結えたが、一ツ身のものを着たように出ッ腹の太り肉、太鼓を張ったくらいに、すべすべとふくれてしかも出臍という奴、南瓜の蔕ほどな異形な者を片手でいじくりながら幽霊の手つきで、片手を宙にぶらり。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
それ以外には南瓜の畑も、豌豆の畑も、玉葱の畑も、カイベツ(甘藍)の畑も、一樣にくすんだ夜の色になつてゐる。
— 有島武郎 『秋』 青空文庫
その為に作った南瓜や蕪菁もたべる。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
はははは飛ぶわ飛ぶわ、南瓜畠へ潜って候。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
作例 · 標準
食卓には、甘く煮付けたかぼちゃが並んだ。
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ハロウィンの時期には、かぼちゃをくり抜いてランタンを作るのが恒例だ。
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家庭菜園で育てたかぼちゃが、今年は豊作だった。
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