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浮雲

うきぐも異読 ふうん・うきくも
名詞多音語
1
標準
drifting cloud
文例 · 用例
空には今日も浮雲が四抹、五抹。
岡本かの子 巴里の秋 青空文庫
青く澄み透った空では浮雲が次から次へ美しく燃えていった。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
抑まだ私などが文筆の事にたずさわらなかった程の古い昔に、彼の「浮雲」でもって同君の名を知り伎倆を知り其執筆の苦心の話をも聞知ったのでありました。
幸田露伴 言語体の文章と浮雲 青空文庫
明治の言語体文章に就ての美妙齋君の功績は十二分に之を認めなければならぬのでありますが、二葉亭主人の「浮雲」が与えた左様いう感じも必ずしも小さい働ではないと思います。
幸田露伴 言語体の文章と浮雲 青空文庫
それはまあただ文章の上だけの話でありますが、其から「浮雲」其物が有した性質が当時に作用した事も中々少くはなかったように覚えています。
幸田露伴 言語体の文章と浮雲 青空文庫
二日置いて九日の日記にも「風強く秋声|野にみつ、浮雲変幻たり」とある。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
暗い町を辿つて人家を離れると、渓を隔てゝ屏風の如く黒く前面に横はる杣山の上に月現はれ、山を掠めて飛ぶ浮雲は折り/\其前面を拭ふて居る。
國木田独歩 空知川の岸辺 青空文庫
』と私は昨夜海に浸つて、全濡になつた儘、黎明の風に寒相に慄へて居る、日出雄少年をば膝に抱上げ、今しも、太陽が暫時浮雲に隱れて、何となく薄淋しくなつた浪の面を眺めながら、胸の鏡に手を措くと、今度の航海は初から、不運の神が我等の身に跟尾つて居つた樣だ。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
instability
作例 · 標準
例句
ウィキペディア曖昧さ回避

浮雲(うきぐも)は、空に浮かんで漂う雲。転じて、不安定でどこへ漂うか分からない身上の形容としても用いられる(和歌では「浮き」は「憂き」の掛詞によく使われる)。 以下、この言葉を題名に掲げる作品、人名を列記する。 浮雲 (居合道) - 居合道の業の一つ 浮雲 (二葉亭四迷の小説) - 二葉亭四迷の小説 浮雲 (林芙美子の小説) - 林芙美子の小説 浮雲 (映画) - 林芙美子の小説を成瀬巳喜男が映画化した作品 浮き雲 (映画) - アキ・カウリスマキの映画(原題"Kauas pilvet karkaavat") 浮雲 (テレビドラマ) - 1976年にTBS系列で放送されたテレビドラマ 浮雲 (北原ミレイの曲) - 1976年にリリースされた北原ミレイのシングル 浮雲 (ギタリスト) - ギタリストの長岡亮介の別名義 浮き雲 - 五木ひろしの楽曲。1998年にリリースされたシングル「酒ひとり」に収録 浮雲 (香西かおりのアルバム) - 香西かおりの1999年のアルバム 浮雲 (木根尚登のアルバム) - 木根尚登の2001年のアルバム

出典: 浮雲 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0