白雲
しらくも異読 はくうん
名詞
標準
white clouds
文例 · 用例
〔甘藍の球は弾けて〕宮沢賢治甘藍の球は弾けて青ぞらに白雲の房呑屋より二人の馬丁よろめきてあらはれ出づる
— 宮沢賢治 『〔甘藍の球は弾けて〕』 青空文庫
看痾宮沢賢治七月はさやに来れど故しらに人はなほ疾み日過ぎ来し白雲の野はさびしくも掃き浄めらる
— 宮沢賢治 『看痾』 青空文庫
霜解け道を踏んで白雲を見ればそれでよい。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
濃い青空に、濃い白雲がギラギラ光つて、おもひばかりが一杯で、私には、なにが何やら分らない。
— 〔私が貧乏で〕 『夏』 青空文庫
「大海に島もあらなくに海原のたゆとう波に立てる白雲」という万葉の歌に現われた「大海」の水はまた爾来千年の歳月を通してこの芭蕉翁の「荒海」とつながっているとも言われる。
— 寺田寅彦 『俳句の精神』 青空文庫
お日さまはうすい白雲にはひり、黒い鳥が高く高く環をつくってゐます。
— 宮沢賢治 『十月の末』 青空文庫
」 硫黄猛しき現場監督の、 こたびも姿あらずてふ、元山あたり白雲の、 澱みて朝となりにけり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
国土青き草山雑木山、 はた松森と岩の鐘、ありともわかぬ襞ごとに、 白雲よどみかゞやきぬ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
作例 · 標準
夏の空に、もこもこした白雲が浮かんでいる。
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飛行機が白雲の上を悠々と飛んでいく。
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夕焼けに染まる白雲が美しかった。
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白雲 は、江戸時代の画僧(浄土宗)。松平定信に仕え『集古十種』の編纂事業に加わった。 法諱は逸誉、のちに良善教順と称した。白雲は画号、別号に閑松堂・松堂・墨癡・蝸牛叟・無心・竹堂など。
出典: 白雲 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0