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流浪

るろう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #34757 · 青空 450
1
標準
vagrancy
文例 · 用例
或は東京に或は横浜に流浪三年半二十七歳と云う春、漸く現住所に独立生活の端緒を開き得た。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
私は彼女達のCの字に曲った衿元の黒い皮膚から噴火した火山灰が、流浪する女の生活の斑点となっているのを見るのであった。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
兵隊が行軍している途中からこの歌の魂がピーターパンの幽霊のような姿に移って横にけし飛んだと思うと、やがて流浪の民の夜営のたき火のかたわらにかなでられるヴァイオリンの弦のしらべに変わる。
寺田寅彦 音楽的映画としての「ラヴ・ミ・トゥナイト」 青空文庫
我はかの悪僕に追立てられて詮方無く、その夜赤城の家を出で、指して行方もあらざればその日その日の風次第、寄る辺定めぬ捨小舟、津や浦に彷徨うて、身に知る業の無かりしかば、三年越しの流浪にて、乞食の境遇にも、忘れ難きは赤城の娘、姉妹ともさぞ得三に、憂い愁い目を見るならむ。
泉鏡花 活人形 青空文庫
尤も仕事を稼ぎためて、小遣のたしにするほどなら、女房を棄てて流浪なんかしない筈。
泉鏡花 浮舟 青空文庫
今から殆ど三十年以前に、彼は角川家を出奔して、お杉と共に諸国を流浪して歩いた。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
乞食や流浪者はよく焚火をするといふ、私もよく火を焚くのである、そして孤独のもつれをほぐすのである。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
それから七年の間、方々を流浪していると、昨年の春から母親が癆症で、腰が抜けたので、とうとうこの川上の部落に落ちつく事になったが、丁度その時が適齢だったので、呼び出されて検査を受けると、美事に甲種で合格した。
夢野久作 いなか、の、じけん 青空文庫
作例 · 標準
戦争で故郷を失った彼は、長い流浪の旅に出た。
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若き日の彼は、芸術家としての理想を追い求め、ヨーロッパ中を流浪した。
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彼の小説には、社会から疎外され流浪する人々の姿が描かれている。
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