芝草
しばくさ
名詞
標準
lawn
文例 · 用例
線路のへりになったみぢかい芝草の中に、月長石ででも刻まれたやうな、すばらしい紫のりんだうの花が咲いてゐました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
線路のへりになったみじかい芝草の中に、月長石ででも刻まれたような、すばらしい紫のりんどうの花が咲いていました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
嘉十は芝草の上に、せなかの荷物をどっかりおろして、栃と粟とのだんごを出して喰べはじめました。
— 宮沢賢治 『鹿踊りのはじまり』 青空文庫
線路のへりになつたみじかい芝草の中に、月長石ででも刻まれたやうな、すばらしい紫のりんだうの花が咲いてゐました。
— 宮沢賢治 『銀河鐵道の夜』 青空文庫
八月の日は既に高く上つて、樹々の蔭を小さく濃く美しい芝草の上に印してゐた。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
嘉十は芝草の上に、せなかの荷物をどつかりおろして、栃と粟とのだんごを出して喰べはじめました。
— 宮澤賢治 『鹿踊りのはじまり』 青空文庫
乾からびた褐色のヒースと、うす黒く焦げた芝草が、白い砂洲のあいだに見えるだけでした。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
書生は飯を食はうとして、枯れた芝草の倉庫の影に、音樂の忍び居り、蟋蟀のやうに鳴くのを聽いた。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫