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間柄

あいだがら
名詞頻度ランク #21289 · 青空 1175
1
標準
relationship
文例 · 用例
私と緒方氏とは、ほんの二三度話合っただけの間柄ではあるが、よい小説家を、懸命に努力した人間を、よほどの不幸の場所に置いたまま、そのまま死なせてしまったという事実に就いて、かなりの苦痛を感じている。
太宰治 緒方氏を殺した者 青空文庫
それなら何度やっても同じことなのだ」 仕事であれ、男女の間柄であれ、混り気のない没頭した一途な姿を見たいと思う。
岡本かの子 老妓抄 青空文庫
約束の時間よりも少し早かったので、遠慮のない間柄であるから主人は「ちょっとお待ち下さい」といわせて急ぎの手紙を書き終えてから下へ降りた。
九鬼周造 かれいの贈物 青空文庫
そういう間柄でありつつも、飽くまで臆病に飽くまで気の小さな両人は、嘗て一度も有意味に手などを採ったことはなかった。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
これ位隔てなくした間柄だに、恋ということ覚えてからは、市川の町を通るすら恥かしくなったのである。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
まもなく恩地孝氏の紹介によつて私と恭吉氏とは、互にその郷里から書簡を往復するやうな間柄になつた。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
女学校時代に、鮨屋の娘ということが、いくらか恥じられて、家の出入の際には、できるだけ友達を近づけないことにしていた苦労のようなものがあって、孤独な感じはあったが、ある程度までの孤独感は、家の中の父母の間柄からも染みつけられていた。
岡本かの子 青空文庫
そして私達はその夜から親しい間柄になったのです。
――或はKの溺死 Kの昇天 青空文庫
作例 · 標準
例句