憑く
つく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞頻度ランク #2118 · 青空 990 例
標準
to possess
文例 · 用例
あるいはその被試験者の友人なり、また場合によっては百年も千年も後世に生まれた同情者が、当人に代わって、あるいは当人に取り憑かれるか取り憑くかして、歌い悲しみ、また歌い喜ぶのである。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
狐は人に憑くものだとふだんから信じているから、乱心した場合に自分には狐が憑いているなどと口走るのである。
— 岡本綺堂 『鷲』 青空文庫
それは日本の狐つきと同じように、狼が人間に憑くのだと云い伝えられて居りますが、所詮は悪魔が人間に乗り移って、さまざまの禍をさせるに相違ないのです。
— ――Were-Wolf―― 『人狼』 青空文庫
私の村で人に憑くものでは、狸のほかに犬神と云うものがあった。
— 田中貢太郎 『村の怪談』 青空文庫
この家はとても明るくて、光に溢れているようであり、また比較的新しくもあるから、あなた方は、霊が取り憑くなんて想像できないかもしれない。
— THE STONE BUDDHA 『石仏』 青空文庫
生き霊が憑くこと自体は、当人には何らの故意もないからである。
— THE STONE BUDDHA 『石仏』 青空文庫
それは魔女だからというのでは決してなくて、生き霊は、当人が知らずとも取り憑くものなのである。
— THE STONE BUDDHA 『石仏』 青空文庫
(「物」に憑くと考えられている魔術の一種も確かに存在するが――それは生き霊とは違う。
— THE STONE BUDDHA 『石仏』 青空文庫
作例 · 標準
昔から、この古い屋敷には悪霊が憑いているという噂がある。
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彼は、まるで何かに憑かれたように、熱狂的にその趣味に没頭した。
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彼女の目は、どこか遠くを見ているようで、まるで狐が憑いているかのようだった。
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