搗く
つく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞頻度ランク #2118 · 青空 513 例
標準
to hull (rice, barley, etc.)
文例 · 用例
)(ああ、金鉱を搗くあいつですね。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
ただ粟や稗を搗くんでない金を搗くだけで。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
(と昂然として鐘を凝視し)山沢、僕はこの鐘を搗くまいと思う。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
いつも松さんが搗くのだが、ちやうどその時松さんは、足に腫物が出来てゐたので、搗けなかつた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
「子供等よ、騒ぐでないぞ、森の菌霊が臼搗くときぞ」 むす子は、おかしさが口の端から洩れるのをそのまま、子供等に対する家長らしい厳しい作り声をあっさり唇に偽装して、相手の群に発音し終ると、くるりと元の方向に踏み直って歩き出した。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
與曾平は、三十年餘りも律儀に事へて、飼殺のやうにして置く者の氣質は知れたり、今の世の道中に、雲助、白波の恐れなんど、あるべくも思はれねば、力はなくても怪しうはあらず、最も便よきは年こそ取つたれ、大根も引く、屋根も葺く、水も汲めば米も搗く、達者なればと、この老僕を擇んだのが、大なる過失になつた。
— 泉鏡花 『雪の翼』 青空文庫
豆の餅、草餅、砂糖餅、昆布を切込みたるなど色々の餅を搗き、一番あとの臼をトンと搗く時、千貫萬貫、萬々貫、と哄と喝采して、恁て市は榮ゆるなりけり。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
若い町の弁護士が忙しさうに粗末な硝子戸を出入りし、蒼白い薬種屋の娘の乱行の漸く人の噂に上るやうになれば秋はもう青い渋柿を搗く酒屋の杵の音にも新しい匂の爽かさを忍ばせる。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
作例 · 標準
田舎では、収穫したもち米を臼で搗くのが伝統的な行事だ。
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父は、昔ながらの方法で玄米を搗いて、精米した。
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昔は、お祭りの準備として、地域の人々が集まって餅を搗いたものだ。
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