突く
つつく異読 ツツく
動詞-五段-カ行動詞-他動詞頻度ランク #25023 · 青空 5755 例
標準
to poke (repeatedly, lightly)
文例 · 用例
「突く」というのは投槍のように網を突き飛ばす操作をそう云ったものではないかと思う。
— 寺田寅彦 『鴫突き』 青空文庫
このステッキがドイツの stechen につながるとすると今度は「突く」「つつく」が steik に近づいて来るし、また後者と「鋤く」ともおのずからいくぶんの縁故を生じて来るのである。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
これに反して大変評判のよかったある二、三の風景画などには、あまりにあらわな眩目的な見せつけ場所や、眼を突くような技巧の鉄条網が邪魔になって私にはどうしても絵の中へ踏み込めなかった。
— 寺田寅彦 『帝展を見ざるの記』 青空文庫
――――――――――――将棋の歩にもいろいろあるが敵の王頭にピシリッと捨身に打たれる歩もあれバ亦、棋士が手に困ってひょいと突く香の上の端歩もある。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
(藤井滋司 宛) (一) 将棋の【歩】にもいろいろあるが敵王頭にピシリと捨身に打って出る【歩】もあれば、マタ、棋士が手に詰まった時、ひょいと突く【香】の上の【歩】もある。
— 附・戦線便り 『陣中日誌(遺稿)』 青空文庫
児分の間駈け抜けて、五郎蔵の傍へ寄り、五郎蔵をドンと突く。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
なんでも御符に針をさして置いて、蛇の頭をちょいちょい突くと、蛇は痛いから首を縮める。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
なるほど、お作はあんな女ですから、そこへ眼をつけるのも無理はありませんが、刃物で突くとか斬るとかいうなら格別、啖い殺すのがどうもおかしい。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
眠りこけている弟の脇腹を指で突ついて起こした。
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母親は箸で子供の盛り残した野菜を突ついて食べるよう促した。
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猫が窓ガラスに映った自分の姿を前足で突ついていた。
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標準
to peck at (one's food)
作例 · 標準
食欲がないのか、彼女は出てきた料理を箸で突ついてばかりいた。
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老犬は療法食を突ついた後、興味なさそうにそっぽを向いた。
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子供が嫌いなピーマンを皿の端で突ついているのを見て、父は苦笑した。
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標準
to peck at (someone's faults, etc.)
作例 · 標準
野党議員は答弁の矛盾を執拗に突ついて大臣を追い詰めた。
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彼女の揚げ足を突ついて喜ぶような人間とは付き合いたくない。
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部長は後輩のミスをいつまでも突ついて、職場の雰囲気を悪くした。
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標準
to egg on
作例 · 標準
友人たちが「やれやれ」と突ついたおかげで、彼はようやく告白する気になった。
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先輩に背中を突ついてもらわなければ、新事業に踏み出せなかっただろう。
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観客が「もっとやれ」と突ついたことで、その漫談師はどんどん乗ってきた。
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