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居館

きょかん
名詞
1
標準
residence
文例 · 用例
彼は四五日前から横堀駅に泊りがけで、この界隈に在る、小町の父親小野|良実の居城の跡の桐木田やら小町の母親の実家町田氏の居館の跡の泉沢やら、およそ小町に因みのある雄勝郡内の古蹟を踏査してみた。
岡本かの子 小町の芍薬 青空文庫
但し国香としては田邑の事につきて将門に対して心弱いこともあつた歟、さらずも居館を焼亡されて撃退することも得せぬ恥辱に堪へかねて死んだのであらうか。
幸田露伴 平将門 青空文庫
大名達は豪華な居館をつくつて、書院、数寄屋、庭に草花を植え、招いたり招かれたり、宴会つゞきだ。
坂口安吾 黒田如水 青空文庫
大名達は豪華な居館をつくつて書院、数寄屋、庭に草花を植ゑ、招いたり招かれたり、宴会つゞきだ。
坂口安吾 二流の人 青空文庫
不破の関守氏は、屋形の隅々をめぐり、ここを指し、彼処を叩いて、往昔の居館の構図を聯想してお銀様に地の理を説明し、ほぼその要領をつくした後に、お銀様のための居館としての一部まで戻って来ると、そこで、自然に別れて、関守氏は工事の監督の方へ取って返し、お銀様はお銀様で、この館の中へ没入してしまいました。
胆吹の巻 大菩薩峠 青空文庫
大坂の居館を去って兵庫の方に退いていた各国公使らは、それぞれ通訳に巧みな書記官をしたがえ、いずれも礼服着用で、その二階の広間に集まりつつあった。
第二部上 夜明け前 青空文庫
のみならず、彼は兵庫にある仮の居館に公使兼総領事として滞在して、地方一般の無政治無規則から日に日に新しい設備のできて行く状態をながめていた。
第二部上 夜明け前 青空文庫
ことに清衡は康保年中その居館を江刺郡豊田館から、さらに南の方磐井郡の平泉に移し、さきに安倍氏が衣川の外に出でんとしたところを実地に行って、ますます南下の形勢を示すに至ったのである。
喜田貞吉 奥州における御館藤原氏 青空文庫
作例 · 標準
その古い屋敷は、かつては貴族の居館だったと言われている。
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厳重な警備体制が敷かれた居館で、要人が会議を行った。
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「この荘厳な建物が、あなたの居館なのですか?」「はい、先祖代々受け継いできたものです。」
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