海峡
かいきょう
名詞頻度ランク #13707 · 青空 662 例
標準
channel (e.g. between two land masses)
文例 · 用例
この割で進歩すれば海峡を横断するくらいは遠からず出来るだろうと思われる。
— 寺田寅彦 『「万年筆」欄より』 青空文庫
北海道の熊は古い古い昔に宗谷海峡を渡って来たであろうと思われるが、どうして渡ったか、これも不思議である。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
とにかく津軽海峡は渡れなかったものと見える。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
このようにあるところでは満潮であるのに他のところでは干潮になったり、内海の満干の高さが外海の満干の高さの倍になるところのあるのは、潮の流れが狭い海峡を入るために後れ、また、方々の入口から入り乱れ、重なり合うためであります。
— 寺田寅彦 『瀬戸内海の潮と潮流』 青空文庫
このような訳ですから広い灘と灘を連絡する海峡の両側の海面の高さが時刻によって著しく違うようなところも出来ます。
— 寺田寅彦 『瀬戸内海の潮と潮流』 青空文庫
中でも早吸の瀬戸などは神武天皇が東征の時に御通りになったというので、歴史で名高くその名も潮流の早い事を示していて大変に面白い名でありますが、今ではただ豊後海峡と呼ばれています。
— 寺田寅彦 『瀬戸内海の潮と潮流』 青空文庫
伊予の西の端に指のように突き出た佐田岬半島と豊後の佐賀の関半島とは、大昔には四国から九州につながった一つの山脈であったのが、海峡の辺の大地が落ち込んだためにあのような半島とこの豊後海峡が出来たという事です。
— 寺田寅彦 『瀬戸内海の潮と潮流』 青空文庫
今でもこの海峡には海の底に狭い敷居のような浅いところが連なってその両側はそれより百|尋以上も深く掘れ窪んでいます。
— 寺田寅彦 『瀬戸内海の潮と潮流』 青空文庫