購う
あがなう
動詞-五段-ウ行動詞-他動詞
標準
to buy
文例 · 用例
千金を惜まずして奇玩をこれ購うので、董元宰の旧蔵の漢玉章、劉海日の旧蔵の商金鼎なんというものも、皆杜九如の手に落ちた位である。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
金銭だに納付せば位階は容易に得べき当時の風習をきたなきものに思い、位階は金銭を以て購うべきものにあらずとて、死ぬるまで一勾当の身上にて足れりとした。
— 太宰治 『盲人独笑』 青空文庫
ウドウドも持っていない位だから、之によって始めて購うことの出来る妻をもてる訳がない。
— 幸福 『南島譚』 青空文庫
客窓の徒然を慰むるよすがにもと眼にあたりしままジグビー、グランドを、文魁堂とやら云える舗にて購うて帰りぬ。
— 幸田露伴 『突貫紀行』 青空文庫
浅虫にいでゆあるよしなれど、みちなかなればいらずありき、途中帽子を失いたれど購うべき余裕なければ、洋服には「うつり」あしけれど手拭にて頬冠りしけるに、犬の吠ゆること甚しければ自ら無冠の太夫と洒落ぬ。
— 幸田露伴 『突貫紀行』 青空文庫
以上は血統純粋な駿馬を購う場合の事で、劣等の馬を買うは容易な事である。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
少女の顔に浮ぶ、浄いしかも愛に溢れた微笑の一つでさえ、購うことが出来るだろうか。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
真実の愛を以て、貴女の真実な愛を購うことが出来ると思ったのは、僕の間違でした。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
作例 · 標準
購うの例文1
購うの例文2
購うの例文3
購うの例文4