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分家

ぶんけ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #41627 · 青空 536
1
標準
branch family
文例 · 用例
祖先の水無瀬女から何代か数知れぬ継承の間に、宗家は衰え派出した分家、また分家の方が栄えた。
岡本かの子 富士 青空文庫
勿論其の当時にあっては予も総べての希望を諦め老親の膝下に稼穡を事とする外なしと思ったが、末子たる予は手許に居るというても、近くに分家でもすれば兎に角、さもなければ他家に養子にゆくのであるから、老親の希望を遺憾なく満足させるは、少しく覚束ない事情がある。
伊藤左千夫 家庭小言 青空文庫
自分は中学の時使った粗末な検索表と首っ引で、その時分家の近くの原っぱや雑木林へ卯の花を捜しに行っていた。
梶井基次郎 路上 青空文庫
知行も絶え絶えで、如何に高貴の身分家柄でも生活さえ困難であった。
幸田露伴 魔法修行者 青空文庫
叔母の家は古い郷士で、そのころは大分家産が傾いていたそうですが、それでも私の目には大変金持のように見えたのでございます。
国木田独歩 女難 青空文庫
ある大きな本家では、いつも旧の八月のはじめに、如来さまのおまつりで分家の子供らをよぶのでしたが、ある年その一人の子が、はしかにかかってやすんでいました。
宮沢賢治 ざしき童子のはなし 青空文庫
」と顔を顰めると、「何有」と被せて「養生さへすれば可いといふことだが、何分家が此の通ぢやて、思はしく行かんのでナ。
三島霜川 昔の女 青空文庫
分家も方々に散らばっており、息のかかった人たちも多いので、その附近の地盤を堅めるのに、その勢力はぜひとも必要であり、投票を一手に集めるのにその信望は利用されなければならなかった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
作例 · 標準
祖父の代で本家から独立して分家となったため、遠方の親戚同士の付き合いはそれほど深くない。
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分家の長男である彼は、一族が顔を揃えるお盆の集まりではいつも控えめに振る舞っている。
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先祖代々の広大な土地は本家が引き継ぎ、分家した兄弟たちはそれぞれ別の町へ出て商売を始めた。
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