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別家

べっけ異読 べっか
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
branch family
文例 · 用例
そしてそれが三村家の三女と結婚する因縁ともなり、三村家の別家の養子となる機縁ともなったのであった。
徳田秋声 縮図 青空文庫
四国の或る殿様の別家の、大谷男爵の次男で、いまは不身持のため勘当せられているが、いまに父の男爵が死ねば、長男と二人で、財産をわける事になっている。
太宰治 ヴィヨンの妻 青空文庫
別家のようで且つ学問所、家厳はこれに桐楊塾と題したのである。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
この一軒屋は、その江見の浜の波打際に、城の壁とも、石垣とも、岸を頼んだ若木の家造り、近ごろ別家をしたばかりで、葺いた茅さえ浅みどり、新藁かけた島田が似合おう、女房は子持ちながら、年紀はまだ二十二三。
泉鏡花 海異記 青空文庫
弥一右衛門はその日詰所を引くと、急使をもって別家している弟二人を山崎の邸に呼び寄せた。
森鴎外 阿部一族 青空文庫
どうぞ皆で見届けてくれい」 市太夫も五太夫も島原の軍功で新知二百石をもらって別家しているが、中にも市太夫は早くから若殿附きになっていたので、御代替りになって人に羨まれる一人である。
森鴎外 阿部一族 青空文庫
村に残っている自分の本家や別家の人達に、事づけを頼んだり、何かを届けてもらったり、村の様子をきいてきて貰ったりした。
小林多喜二 不在地主 青空文庫
村の内にはその家からわかれた分家、別家なども多く、その中にも既に巨万の富を重ねてゐるものなども尠くなかつた。
田山花袋 ある僧の奇蹟 青空文庫
作例 · 標準
長男が結婚して、実家から離れて別家を構えることになった。
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昔の日本では、分家して別家を立てるのが一般的だった。
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彼は本家から暖簾分けを許され、隣町で自分の別家を立てることになった。
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2
標準
leaving one's employer to set up a new shop with the same name
作例 · 標準
修行を積んだ職人が、親方から独立して別家を許された。
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長年真面目に働いてきた番頭が、主人の計らいで別家して新しい店を持った。
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別家したとはいえ、仕入れ先や重要な取引に関しては今でも本家の指示を仰いでいる。
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3
標準
separate house
作例 · 標準
リゾートホテルには、家族でゆったり過ごせる別家タイプの客室がある。
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この旅館は、温泉付きの贅沢な別家が人気を呼んでいる。
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「将来は、都会の喧騒を離れて、自然の中で別家を持って暮らしたい。」
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