巻
まき
名詞頻度ランク #1910 · 青空 7254 例
標準
roll (e.g. of cloth)
文例 · 用例
此の我々の感性に近いもの、寧ろ民謡でさへある殉情詩が、此の殉情的な国で、今迄読まれなかつたなぞといふことは不思議だと、今度此の全集の第一巻が出た後では、諸君も必ずやさうお思ひになることと思ひます。
— 中原中也 『宮沢賢治全集刊行に際して』 青空文庫
稍々あつて男――もう今では夫、入口より葉巻を銜へ、長きマントの儘、如何にも寒い中を歩いて帰つて来た風である。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
ヒヨツト葉巻を手に取り、マークをみてゐる)女の声 (ドアの辺りより)お帰りなつてるのね。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
(ポケットから葉巻を一握り出す)新輸入の葉巻を目ッけて来たのさ。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
男、コーヒーを啜つて天井の隅を凝視したまゝ――右手の指に挟まれた葉巻から、冷い空気の中を薄紫の煙が細く細く立ちのぼる。
— 中原中也 『夢』 青空文庫
所詮は、十一月の曇つた午後に、風が往来の砂塵を巻きあげてゐるやうなもんだと、僕の、心はともかく肉体は、左様に今はや観念してゐるやうな具合だ。
— 中原中也 『私の事』 青空文庫
例へば安宅の関で弁慶が勧進帳とて読み上げる巻物の正体を、覗かれかゝると笑ふ。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
一巻の創作集の中から、作者の意図を、あやまたず摘出してくれる。
— 太宰治 『自作を語る』 青空文庫
作例 · 標準
和服の生地を丁寧に巻にまとめる。
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この巻には、貴重な古文書が収められている。
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彼は壁に飾るため、風景画の巻を開いた。
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標準
winding (e.g. watch)
作例 · 標準
時計職人は、精密な時計の巻を調整している。
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ゼンマイ式の玩具は、巻を巻くことで動き出す。
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このオルゴールは、巻を回すと美しい音色を奏でる。
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標準
volume (of book)
作例 · 標準
その小説は全三巻で、これは最終巻だ。
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図書館で歴史書の第二巻を借りてきた。
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このシリーズの巻を全て集めると、特別なイラストが完成するらしい。
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標準
speeding up
作例 · 標準
試合は最終局面で一気に巻が入り、劇的な展開となった。
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プロジェクトの締め切りが近づき、作業に巻が入ってきた。
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演奏のクライマックスに向けて、音楽に自然と巻が入っていく。
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標準
heel (of a Japanese sandal)
作例 · 標準
この下駄は、巻の高さがちょうど良いので歩きやすい。
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昔の草履は、巻の部分に凝った装飾が施されていた。
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彼女は新しい着物に合う、低めの巻の草履を選んだ。
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